『林冲夜奔』
こちらで映像をご覧いただけます。
音量にご注意ください。
http://www.youtube.com/watch?v=0SwyKrTVqEk
『林冲夜奔』 lin chong ye ben
林冲夜奔梁山
水滸伝の登場人物、梁山泊の英雄「林冲(りんちゅう)」が、
吹雪の夜に梁山目指して落ちて行く場面を表した曲です。
八十万禁軍の将、槍の指南役であった「林冲」は、
奸計に嵌められ流罪となった上に、信頼する友に
裏切られ刺客に追われます。
如何ともしがたい状況に天をのろいつつ、吹雪の闇の中を
追っ手を振り切り、梁山へひた走ります。
緊迫した場面が目に浮かび、「林冲」の悲憤の情が
胸に迫ります。
この映像は、1986年吉林省民族音楽コンクールで
優勝したときのものです。
楽器も絃も、思うようなものは手に入らない時代でした。
琴柱は自分たちで木を削って作りましたし、箏爪も
プラスティックで自作していました。
古筝の爪は、現在では鼈甲や水牛の角が多く使われており、
一般に指の腹側に装着しますが、私は今でも映像にある
ような指の爪側に付ける箏爪を使っています。
箏爪については、別の機会に詳しく書きたいと思います。
